Aliceの成長日記

男性恐怖症を治す少女の日記

はじめまして 7(番号間違えてしまいましたがこのままでいきます)

『どうした〜?』と直ぐに返信が来ました。

そして僕はポツリポツリと強姦されたことは言わずに、これまであったことを彼に話しました。



話したあと彼から『で、どうしたいの?』と聞かれました。

僕は「今いる友達を失うのば嫌だし、彼を1人にするのも嫌だ。でも一番嫌なのは、今を楽しみたいのに色々考えてしまう僕が嫌だ。」と言いました。



『うーん、じゃあさ一回キレてみたら?』



それは僕には考えつきませんでした。

というか、僕は今までで誰かにキレたことが1回しかなかったからです。(その時の話はまた今度します。)

しかも、キレてしまった自分に対して自分が怖くなってしまっていました。





取り敢えず「僕キレたことがほとんどないからなぁ〜」と返しました。

はじめまして 6

しかし、今までで誰かを頼ったことの無い僕はこの事を誰にも言えませんでした。




そんなにある日

国家資格を取った帰りに数人のゲーム仲間の男子達と出掛けました。

その時もカラオケの時と同じように、とても楽しくて幸せでした。




そのうちの1人は後に僕のヒーローになる人でした。


いつも僕は家に帰り1人で「卒業したらどうしようかな」と考えていました。

僕が卒業したらきっと彼は僕を迎えに来るだろう。

以前の自分はそれを楽しみにしていました。

でもこの時の自分は「本当にそれで自分は自分として幸せで居られるのだろうか?」と考えるようになっていました。


いくら考えても答えは出ません。(まぁ、当たり前ですよねw)


そんな時、ふとある人の顔が浮かびました。

それはヒーロー君です。

彼は僕と同じクラスで同じ部活でかなり頼りにしている人物でした。

最初は「急にこんな話して迷惑じゃないかな?」

「なんて伝えたらいいのだろう」と考えていました。

しかし僕の性格上、うじうじしているのは嫌だったため直ぐに相談しました。



「○○〜。急なんだけどさ、ちょっと相談があるんだよね。」

はじめまして 4

僕は彼に泣きながら電話しました。(彼は卒業してから長野の大学に行っていました。)

そして「僕は大切なことを忘れてた。僕はあなたが大好きだよ。でも大切な人を失いたくない。こんなに幸せだったのは久しぶりだよ。だからあなたとの約束は守れそうにないや。」と伝えました。

すると彼は、「分かった」と言ってくれたのです!



それから僕は彼と電話する度に「今日は○○がこんな馬鹿なこと言っててさ〜.......もう腹筋が崩壊しそう〜www」など、日々の楽しかったことを話していました。

それが僕の中でとても楽しかったのです。


しかし彼はそんな僕を良くは思っていませんでした。




ある日、僕はいつも通り日々の楽しかったことを話していました。

その時突然彼がキレたのです。


「もうそんな話うんざりなんだよね。こっちはさ、周りと全く上手く言ってないんだよ!!それなのにお前は楽しそうにしやがって。いいか、所詮は3年間の仲なんだよ!!そんなに大切にする必要なんかないんだよ!!そんなもんお前にはいらない!!俺だけで十分だ!!」



「所詮は3年間の仲なんだよ!!」

その言葉が僕の心に深くグサリと刺さりました。

その途端、恐怖が僕を襲いました。



「怖いよ。誰か助けて。」