Aliceの成長日記

男性恐怖症を治す少女の日記

はじめまして 6

しかし、今までで誰かを頼ったことの無い僕はこの事を誰にも言えませんでした。




そんなにある日

国家資格を取った帰りに数人のゲーム仲間の男子達と出掛けました。

その時もカラオケの時と同じように、とても楽しくて幸せでした。




そのうちの1人は後に僕のヒーローになる人でした。


いつも僕は家に帰り1人で「卒業したらどうしようかな」と考えていました。

僕が卒業したらきっと彼は僕を迎えに来るだろう。

以前の自分はそれを楽しみにしていました。

でもこの時の自分は「本当にそれで自分は自分として幸せで居られるのだろうか?」と考えるようになっていました。


いくら考えても答えは出ません。(まぁ、当たり前ですよねw)


そんな時、ふとある人の顔が浮かびました。

それはヒーロー君です。

彼は僕と同じクラスで同じ部活でかなり頼りにしている人物でした。

最初は「急にこんな話して迷惑じゃないかな?」

「なんて伝えたらいいのだろう」と考えていました。

しかし僕の性格上、うじうじしているのは嫌だったため直ぐに相談しました。



「○○〜。急なんだけどさ、ちょっと相談があるんだよね。」